著書を追いかけて何年か経っている心理カウンセラーの大嶋信頼(おおしまのぶより)さん。
気付くといつの間にか著書を15冊以上も読んでいました。
せっかくなので実際に読んだ本の中からおすすめランキングを作りつつ、まとめ的な物を書いていきたいと思います!
無意識さんと仲良くなりたい!
大嶋信頼(おおしまのぶより)さんのプロフィール
まず初めに大嶋信頼さんのプロフィールをご紹介(公式サイトより引用)。
米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。
アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。
嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。
現在株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役
公式サイトプロフィール(https://insight-counseling.com/company)より引用
著書にもエピソードが時折出てきますが、アメリカに留学した時の体験談も興味深いです。
大嶋信頼さんの著書の特徴とおすすめなポイント
大嶋さんの本の特徴は、なんと言っても催眠の理論に裏付けされた「呪文」にあると思います。
唱えるだけでいい!という魔法の呪文。
しかも「え?本当に?」って思っちゃうくらい不思議なものだったり。
私に関しては実際にはそれを唱えていると言うよりは、本の内容自体が面白くて読んでいるものが多いのですが、読みやすくて取り組みやすい心理学系の本としておすすめです。
これまでNLPやコーチングを学んでいたこともあり、自己啓発本と言われるジャンルのものはいろいろと読んできました。
大嶋さんの本はこれまでに読んできた本とはまた違った切り口で、なるほど!がたくさんあります。
大嶋信頼さんおすすめ本ランキングベスト5
これまでベスト3ということで書いていましたが、読んだ本もかなり増えたのでベスト5を考え直しました。
ということで早速おすすめベスト5行ってみましょ〜!
第5位のおすすめ
第5位は「スルースキル」です。
あらためて自分の共感した内容などを思い返していると、この本がランクインしました。
「親しくなってくると私を変な扱いしてくる人」との関係性が私の人生において時々ハードルとして生まれてくるんですが、、、
共感していた内容の一部を引用でご紹介。
仕事で忙しいのに「話があるんですけど」と言われて「なにか真剣な話があるのかな?」と思って時間を取って聞いてみたら「え? ただダラダラ話をしているだけ?」とがっくりきたことがありました。
会話に中身のない人の頭の中でもそれと同じようなことが起きていて、「相手に拒絶されたら……」という思いがあると「もっとはっきり思っていることを言ってよ!」と思われるような喋り方をしてしまうんです。
だから、こちらが「そんな話を聞いていても時間の無駄でしょ!」とイライラすればするほど「拒絶される」という不安が強くなるから、ますますうまく喋れなくなり、はっきりと自分の気持ちが伝えられず脳にストレスが帯電します。
そして、言葉で表現してストレスを発散することをしなければ、脳にどんどんとストレスが溜まります。すると脳内の電流が「ビビビッ!」とサージを起こしてしまって記憶領域を感電させると、子供時代の記憶が勝手に引き出され、子供の精神状態になってしまうのです。
ストレスを脳内に帯電して発作を起こして、精神状態が子供になっているだけなのです。
この発作を起こしている人に「悪いことをしちゃったみたいだからなんとかしてあげなければ」と手を出してしまうと「ビビビッ!」と相手はますます発作を連発し、どんどん「子供じみた態度」になって”面倒くさい人”になります。
こちらが淡々と反応したり、相手の思うような反応をしなかったりした時に、面倒くさくなるタイプの人っているんですよね。
そのことが的確に描かれてるな〜と思いました。
もちろん私自身、誰かに期待する反応を持つこともあるんですけど、そうじゃなかったからといって変に絡んで行ったりはしません。
それができるのはある意味強いといえば強いな、と思いはするんですが。
第4位のおすすめ
第4位は「無意識さんに任せればうまくいく」です。
個人的にはこれはすごく面白かった本です。
大嶋メソッド(って勝手に呼びますが)の真髄がわかる本、という感じでした。
私の大好きな「なるほど」に満ちている本。
無意識ってなに?という感じですが、読んだ後にすごく清々しい気持ちになりスッキリして、目の前が明るくなった感じがしたんです。
それ自体がこの本を読んで無意識が作用したからなんだなと感じました。
第3位のおすすめ
第3位は「ずるい人が周りからいなくなる本」です。
改めて考えた時に「ずるい人」との関わりは私にとってずっと抱えているテーマなんですよね。
過去のブログを読み返してみて色々思うところもあったので、これを3位に選びました。
ついつい色々気にしてしまって、ズバッと言えないこととかありますよね?
弱者を演じている「ずるい人」に惑わされず、毅然な態度で心の健康を保ちましょう。
そんな関わり方のコツが色々と書いてある本です。
第2位のおすすめ
第2位は「それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?」です。
長らくこの本を1位としていたんですが、入れ替わって2位となりました。
読んだ当時、個人的には大嶋さんの本の中で一番グサッときた本でした。
思い当たる節が多すぎて、読んだ後は苦しくなっちゃってましたね。
今まで自分に対して「どうしてこうなるんだろう!?」と感じていたことがとてもよく理解できました。
人との会話の中で自分のことを考えられずに別のポジションに入ってしまっていることがあるんですが、大嶋さんはそれを「解離」と呼び、自分がトラウマからの本質的な恐怖を感じずに住むような回避のためにそうしている、ということが書かれていました。
第1位のおすすめ
第1位は「ひとりで頑張る自分を休ませる本」です。
実は2020年頃に大嶋さんのカウンセリングスタイルで受けられるインサイトカウンセリングに何度か通ってみて、その時におすすめされた本です。
これが「見てた!?」と思うくらい自分にピッタリ合っていて驚きました。
私にすすめて来た人の判断もすごいな、と。
つい頑張ってしまって、でもなんだか報われないなと思い悩む人にはぜひ読んで欲しいです。
初めて読む人におすすめな本
紹介したベスト5がおすすめなことはもちろんですが、一番最初に読む本としておすすめなのは大嶋さんの最初のヒット作にもなった「いつも誰かに振り回されるが一瞬で変わる方法」があります。
実は私もこの本が一番最初だったんです。入口としてはやはりおすすめです。
ちなみに漫画版もあります。私はどちらも読みました。
もともと読みやすいですが、漫画版はさらに読みやすいです。
kindle unlimitedで試してみる
最近ビジネス書関連はkindle unlimitedが結構充実していますが、ラインナップの中に大嶋さんの本も含まれています。
kindle unlimitedのラインナップは入れ替わっているようなので、登録する際はラインナップを確認してから登録するのが良さそうです。
大嶋信頼さんの著書以外の読み物
ちょっと興味はあるけどお金を出してまでは・・・という方は、大嶋さんのブログが面白いのでおすすめです。
その名も「緊張しちゃう人たち」です。
このタイトルがなるほどね、という感じなんですが、本当に色々抱えているとリラックスして人生過ごせないんですよね(自覚あり)。
周りでも緊張して過ごしている人よりも、リラックスして過ごしている人の方が、人生うまく行っているなと感じることが多いです。
なので私の日々の目標の一つは「くつろいで生きること」だったりします。
それができる人間関係や環境を選び、構築していきたいですね。
いろんな切り口でブログが書かれているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
まとめ
様々な心理関係の本を読んできて、その中でも大嶋信頼さんの本は語り口が面白くてたくさん読んできました。
そしてあまりに気になり過ぎて数回カウンセリングも受けて、自分のトラウマと向き合うきっかけになった体験だったなと思っています。
大嶋さんの本は心理関係の中でもとにかく読みやすいものが多いので、そういった点でもおすすめです。
気になった本が見つかったらぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!