転職に限ったことではないですが、まず情報をインプットして、自分の中での考えを整理する作業をしてから行動し始めることが多いです。
走り出す→整理する→また動く→整理する、という感じ。
そのため転職エージェントに相談したり、プロのキャリアコンサルタントの方に相談したりしながら、地道な活動をしてますが、転職に関する本も色々読んでみました。
その中で改めて予め自分の価値観を明らかにしておくことの重要性を感じました。
今すぐに転職は考えていないけど、いずれ転職をしようと思っている場合も、普段から情報収集しておくことでいざと言う時に動きやすくなるはず。
具体化できていない状態で動き始めると早速また悩みます・・・
今回は、実際に読んで参考になったと感じている、おすすめの転職関係の本について書いてみたいと思います。
初めての転職なら必読!
「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」
この本は数年前に購入して読み、また今回活動をし始めて改めて読み直しました。
20代後半くらいで初めて転職しようとする人がドンピシャなターゲットな感じではありますが、考え方や企業の選定はどの年代でも参考になる部分があると思います。
2つの企業があったとき、どっちを選ぶ?その基準は?そういうことがクリアになっていない場合、なるほど、そう言う視点で企業を選ぶべきなのか〜と一つの参考になると思います。
またストーリー仕立てで読みやすく、すらすら読むことができるのも良い点。
転職する時の本って、履歴書とか職務経歴書とか面接対策とか、そうしたものが主流だった気がしますが、この本のようにそもそものマインド面について詳しく書かれた本が増えてきたのはとても良いですよね。
読んだことない方はまずこの本を手に取ってみるのはおすすめです。
転職の全体像を知りたいとき
「転職大全 キャリアと年収を確実に上げる戦略バイブル」
次に割とスタンダードな本というか基本的な本というか、転職についての一から十までのことを書かれている転職大全について書きたいと思います。
この本はキャリアコンサルタントの小林さんの本です。
以前、職務経歴書の記事を書いた時に動画を載せましたが、職務経歴書をまとめるにあたって参考にした方です。
この時からずっと読んでみたかったんです。何しろ私、自分の経歴をまとめることに全く自信がなくて・・・汗
職務経歴書できちんとストーリーを語ることの大事さが書かれていたり、また記載方法のサンプルもあり、転職活動の全体像を掴むにはこの本が向いていると思いました。「大全」と謳っているだけあります。
私は見返す用にたくさんマーカーを引きました。見返しながら活動していきたいと思っています。
自分の強み・本当にやりたいことを知りたい
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」
面接でよく聞かれる質問として「あなたの強み・弱みはなんですか?」があると思います。
とにかく自分のことを語るのが面接であったりするわけで、その反面意外と自分のことは自分が一番わからないものです。
私も含め自分の強みって?ということに悩んだことのある方は多いのではないでしょうか。
そんな時に客観的に自分の才能に気づかせてくれるきっかけになるのが、このストレングスファインダー。
テストを受けることで自分の中にある資質を教えてくれます。
本を買うとストレングスファインダーが1回受けられるコードがついてきますが、レビューで「既に使われたコードだった」という声をよく見かけるので中古は買わない方が賢明です。
ちなみに私は5年以上前に一度受けていて、最近それを見返していたところ、「分析思考」などが上位資質に含まれていて、改めて見てもしっくりきました。
受けてからしばらく経ってるので再テストも考え中。
「適職の結論 あなたが気づいていない「本当の強み」がわかる」
Utsuさんというのは、私が時々見ているYoutuberの方です。
元大手ITコンサルの営業として、年収数千万円で働くなどかなりの高収入で働いた後に、今は独立されています。
新卒向けの生配信なども多数されています。
動画で言うと、こういった動画などがあります。
「適職の結論」という気になるキーワードでもあり、ずっと気になっていました。
元々やっぱりUtsuさんが営業をされていたと言うことで、営業寄りの仕事をしている方にはより納得感のある内容かもしれないなと思いました。
私がUtsuさんが言っていることの中で、なるほどと思っているのは「転職は絶対に直接応募すべき」と言うこと。
年収をアップさせたいなら転職エージェントに、、と思いがちなところ、むしろ直接応募の方が意欲が伝わり、そして条件もアップできるというUtsuさんの説は気になっています。
直接応募も選択肢に持って活動していきたいですね。
「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」
この本も前から気になっていて、購入してみました。
この本のテーマの自己理解と、結局自分って何がやりたいの!?ってところ、難しいなと思ってしまうんですよねえ、相変わらず。
まだ途中までしか読んでいないので、詳しい感想は読了後に書きます。
長期的な転職についての戦略を考えたい
「転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール」
LinkedInの日本代表の著書であるのがこの本。
2.0といえば「お金2.0」などの書籍も売れましたよね!
そして今度は「転職2.0」を発見。
タイトルがキャッチーだなと思ったのと、書いているのがLinkedInの方ということで興味があって読んでみました。
LinkedInの代表なだけあって、いかにSNSプラットフォームを使って、うまく自分をアピールして仕事につなげていくかということが書かれていました。
この辺は今後ますます重要になっていく気がしています。
SNSだけでなく知人も友人も転職エージェントも全て、ゆるい繋がりの中で仕事を見つけていく(それも断続的に)ということがデフォルトになっていくと感じています。
この本、今すぐに転職を考えていない人にとっても、読んでおくと今後の戦略の参考になるのではと思いました。
マーケターにおすすめ
「マーケティングの仕事と年収のリアル」
こちらはマーケティングに寄った本ですが、気になっていました。
というのも私の仕事がwebマーケティングにも関わるものであるため。
この本もまだ読了前のため、読み終えたら感想を追加します。
選考中のSPI対策・適正試験対策におすすめ
「【テストセンター・SPI3-G対応】これが本当の転職者用SPI3だ!」
色々考えて迷っている時は時間ありますが、いざ活動を始めるとやることがたくさんあって忙しいです。
仕事をしながらの転職活動であれば尚更。
きちんと対策しておけば、直前で慌てずにすみます。
少なくとも私は慌てました。笑
隙間時間を使うなどしながら、ひとまずSPI対策をしておくことをおすすめします。
まとめ
「定期的に職務経歴書をまとめて、自分のキャリアをチェックしているんだ」
私が転職のことを意識したのは、新卒として入った会社で出会ったマネージャーのこの言葉だったと思います
そのマネージャーはその会社が3社目でした。仕事ができて、とてもチャーミングな人で、私がすごく影響を受けた上司の一人です。
この話を聞くまで、私はそんなことを考えたこともなく、またその意味も当時よくわかっていなかったと思います。
でも今ならその重要性がよくわかります。
仕事をしながら、今の仕事が自分自身のキャリアにとってどういう価値があるか、その後どういうキャリアを作っていきたいか、常に考えるようになりました。
打算的に聞こえるかもしれませんが、そう考えるからこそ、それが自分に必要なことだと思えばこそ、大変な曲面も頑張って乗り切ることができます。
普段から自分の仕事やキャリアについて考えておくことが、転ばぬさきの杖になると思いますし、転職のことを考えている方は、まず情報収集してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!