今年久しぶりに転職をしたので、転職に関する実体験を記事にしています。
ここでは働きながらの転職活動のスケジュール感について、まとめてみたいと思います。
転職希望時期から逆算していつまでに活動を始めるべき?内定が出たらいつまでに会社に言うべき?などについて、今回の転職体験をふまえてまとめてみたいと思います。
詳しい転職活動の進め方はこちら
転職時期から考える逆算スケジュールはこれ!
早速、実際に転職をしたい時期から逆算してどのくらいの時期に何を始めているといいのか?という観点でスケジュールをまとめました。
時期 | やること |
---|---|
半年前 | 経歴の棚卸しと方向性決め 履歴書・職務経歴書作成 (外資希望なら英文レジュメも) |
5ヶ月前〜 4ヶ月前 | 転職サイトへの登録 転職エージェント相談 |
4ヶ月前〜 2ヶ月前 | 実際の応募と選考・面接 オファー面談 |
2ヶ月前 | 現職に転職の意思を伝える |
1.5ヶ月前〜 | 引き継ぎを進める |
1ヶ月前〜 | 内定先への提出書類を揃え始める |
半月前〜 | 有給休暇の消化 |
ある程度方向性が決まっていないと結局活動中とても悩む事になるので、ある程度方向性を考えたり、あらかじめ書類を作っておくことを私はおすすめしています。
私に関して言うと、かなり長い間転職を考えて少しずつ行動をしていたので、求人を探したり書類を修正したり、状況により行ったり来たりしながら進行していました。
転職活動をしている状態はそれなりにストレスがかかるところもあるので、本来であればある程度凝縮して一気に活動を行う方が良いと思います。
もし違ったなと思ったら戻ればいいだけ
ちなみに世間でよく言われていることですが、春と秋に求人が多いと言われています。
求人との出会いはタイミングなので、もちろん少ない時期だから自分に合う求人に出会えない、と言うことではないと思いますが、多い時期に求人を見ておくと言うのは良いのかなと思います。
転職活動スケジュールの注意点
同時進行する応募数のコントロール
なかなか難しいところですが、条件交渉を考えるとできれば2〜3社は同時進行しておくことが望ましいです。
ただ働きながらの転職活動は動ける時間が限られるので、面接に進んでいる状態だと3社くらいが限界かなという実感でした。
自分の書類がどのくらい通るかにもよるので、コントロールが難しいところですが、なるべく現職の仕事が落ち着いている時に進めるのが精神的にも身体的にも負担が少ないです。
時間単位の有給休暇なども駆使しして活動していました
引き継ぎにかかる時間について
引き継ぎですが人によるかと思いますが、最低でも2週間〜1ヶ月ほどは見ておく必要があると思います。
また転職活動中に業務の空き時間ができたら、少しずつ引き継ぎ資料などの作成を進めておくとスムーズです。
有給休暇がそれなりにまとまった日数残っていて、それを消化したいと言う場合、それだけで1ヶ月くらい消費することもあるので、その分前倒す必要があります。
その場合は内定が出てから退職するまでに3ヶ月ほど見ておく必要があると思うので、上に書いたスケジュールよりももう少し早めに始める必要があります。
退職を伝える時期の正解は?
これは私も色々調べて、世間的には3ヶ月〜1ヶ月前と幅広い見解があるようでした。
個人の業務状況や属する組織の体制によるところも大きいのかと思います。
私は本当は2ヶ月前くらいに伝えたかったのですが、なかなか上司と話す時間が取れず約1.5ヶ月前に伝える結果に。
社内にはその少し後に伝わる形になりましたが、退職すること自体よりも「来月末に退職する」と言うことに対し「早い!!」と驚かれることが結構ありました。
早すぎても遅すぎても・・・タイミングの見極めが難しいところです
その上、誰に業務の引き継ぎをするのか、なかなか決まらなかったりして非常にヤキモキしました。
それでも私はそこまで多くの有給休暇を残していなかったので、なんとかなりました。
内定が出てからも手続きが多い
長らく転職活動をしていたこともあり、求人に応募して選考をすることが転職活動のように思えていました。
実際には内定が出てオファー面談をして条件をちゃんと確認することも必要でしたし、辞める会社と次に働く会社と、両方と手続きしたりやり取りしながらの日々も意外とやることが多くて大変だなと思っていました。
会社にもよると思いますが、提出書類も結構な数があったり、健康診断を受ける必要があったりするので、その辺もあらかじめ認識しておくと息切れせずにいられると思います。
転職って大変だなと改めて思いましたw
転職したいが活動する時間がない!それでも働きながらやるべき?
これに関してはメンタルに支障をきたすほどの状況であれば退職後でも良いと思います。
ただそうでなければ条件など不利にならないようにするためにも、働きながら活動することをおすすめします。
私も一時期は全く休めない時期に入ってしまったりしたので、その時は一旦お休みして動ける時に一気に動きました。
人事目線では「退職しているかどうかは選考において差はない」と言う意見を見かけたりもしましたが、これはそういう観点ではなくあくまで自分のために働きながら活動するのが良いという話なので、可能な限り働きながら頑張っていきましょう。
転職に向けてやっておくといいおすすめの2つのこと
このスケジュールに関わらず、個人的に転職を考えているならやっておくといいと思うことはこの2つ。
- SPIなどの勉強をしておく
- TOEICの点数を取っておく
実際に応募し始めると企業研究などもそれなりの時間がかかるので、まとまった時間を取って勉強するのが難しいです。
特に私はSPIにかなり手こずったので、もしSPIがありそうな企業を狙う場合は早めに準備するのをおすすめします。
またTOEICは賛否両論ありますが、この得点によって選択肢が広がる可能性はあるので、もし700点〜取れそうな場合は、スコアを取っておくことをおすすめします。
詳しい転職活動の進め方はこちら
まとめ
転職活動においてスケジュール管理はなかなか大変で、相手のあることなので思うようにいかないことも多々あります。
都度状況に応じて調整しながらすすめていくことをおすすめします。
また夜間に面接を受けることができるケースもありますが、有給休暇を使って選考を受けることは避けられないので、ある程度休みも残しておくことをおすすめします。
それでもオンライン選考が主流になってくれたおかげで、これまでよりは活動しやすかったです。
違うなと思ったらやめればいいので、迷っている方は始めるだけ始めてみることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!