2022年3月20日に行われた第291回のTOEICをおよそ1年ぶりに受験してきました。
現状確認のために年1回受験しようかなと思い、この時期に受けることにしました。
ちなみにこれまでの私の最高スコアは825です。
今回久しぶりに受けた感想としてはとにかくリスニングが難しかったです。
こんなに難しかったっけ!?と焦りました・・・
1年ぶりということで色々とTOEICを受ける際の注意点や作法のようなものを午前中に思い出して頭に叩き込んで行きました。
次回受けるのは多分また1年後くらいなので、ここにまとめておこうと思います。
TOEICの申し込みについて
コロナ禍以降、TOEICには午前と午後の部ができました。
それぞれのスケジュールはこんな感じ。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
受付 | 9:25〜9:55 | 14:05〜14:35 |
試験の説明・音声テスト | 9:55〜10:20 | 14:35〜15:00 |
試験開始〜試験終了 | 10:20〜12:20 | 15:00〜17:00 |
問題用紙・解答用紙の回収 | 12:20〜12:35 | 17:00〜17:15 |
解散 | 12:35(予定) | 17:15(予定) |
午前に受けると午後は自由に行動できるのでかなり有意義に過ごせると思います。
これが嬉しい人も結構いるんじゃないかなと思います。
私はどちらも受けてみた結果、午後の方が調子を整えやすかったので午後にしています。
申し込みですが、まず午前の回の申し込み受付があり、その後に別の日程で午後の回の申し込み受付がありますので間違えないようにご注意ください。
申し込みはTOEICの公式サイトから行います。
TOEICの受験に必要な持ち物
申し込みをしてからしばらくして、受験日が近くなると受験票が届きます。
受験当日に必要な持ち物はこちらですので、前日夜までにはしっかり準備しましょう。
- 受験票
- 証明写真
- 写真付きの本人確認書類
- 筆記用具
- 腕時計
- マスク
今年は2つも時計がある部屋で時計の面では当たりでしたが、会場には時計がないこともあるので絶対に持っていきましょう。
以前忘れて「詰んだ・・・」となったことがあります。
また筆記用具はシャープペンシルと消しゴムですが、何かあった時用に複数持っていくようにしています。
ちなみにマークシートが塗り潰しやすい太いシャーペンの存在を知ってから、ずっと愛用しています。
これは全ての試験におすすめなので1本持っておくと便利です。
テストの時にしか使わないので、1回買えばしばらく使えます。
TOEICの朝起きてから試験までにやること
TOEICの日は起きてから試験開始までも重要です。
少なくとも家を出る3時間前までには起きて、準備をします。
前日夜〜当日に心がけているのはこんな感じ。
- しっかり睡眠を取る
- 検温をして体調をチェックする
- 朝リスニングの音源を聴く
- 糖質多めの食事を取る
- 余裕を持って会場に向かう
- 会場でエナジードリンクを飲む
- できる限り直前にトイレに行く
2は受験票に体調チェックをする欄があるので、その対応のためにやっています。
またTOEICの会場は大体駅から15〜20分ほど離れた大学であることが多いので、開場の45分前くらいに最寄りに着くように出かけます。
会場に向かいながらコンビニで水・栄養ドリンク・チョコレート等を購入。
大学に着いたら開場するまで待機しつつ、その間に栄養ドリンクを飲んだり、最後のおさらいをします。
最近ではTOEICの時だけエナドリ飲みます
TOEICのコロナ対策について
マスクはもちろん必須で、入場時には検温があります。
初めて検温ありのTOEICを受けた時、入場するのにかなりの行列だったのですが、コロナ禍になってしばらく経つのでオペレーションが改善されてました。
今回は開場の少し前から整列して、中に入る前に列のまま前から検温をすすめてくれたのでかなりスムーズに入場できました。
建物の中に入ったら、自分の割り当てられた教室の入り口で受付を行います。
その時には運転免許証などが必要なので、受験票と一緒に用意しましょう。
TOEIC試験の時間配分を頭に入れておく
最適な時間配分は、人によって少し言うことが異なっているかもしれませんが、今日はこんな感じを意識しました。
- Part5は10分(15:55に終わる)
- Part6は8分(16:03に終わる)
- Part7は1問1分(16:30にシングルパッセージの終わりあたりにきている)
実際にはPart5を10分で終わらせることなんて全然できないわけですが・・・。
時間は3-4分押してましたが、時間配分を必死で意識したせいか、Part7の塗り絵はかなり少なめにすることができました。
予定通りいかなくても意識が大事!!
TOEIC各重要パートで意識しておきたいこと
基本路線は変わらないですが、少しずつTOEICが変わっていることもあり、最新の形式に慣れておくのは必要だなと思いました。
これまでに私がTOEICについて学んできたことと、2022年に受験して思ったことを踏まえて各パートごとの心構えや対策についてメモしておきたいと思います。
Part2
問題文がどのタイプかをしっかり見分けることが重要。
冒頭がWhyであればBecauseに続くものだし、Whereであれば場所に続くものだし、といった感じ。
AかBを聞かれてCで答えるような若干イレギュラーな受け答えが多めなのもPart2の特徴。
また迷った時は消去法で対応するのもPart2の特徴ですね。
問題文に出てきた単語と似た音の単語をひっかけで出してくるパターンも多いので注意。
Part2はどんどん難しくなっていて、聞き取れないと焦ることもあるものの、リズムが崩れるといけないので分からなくてもとにかく次に集中しましょう。
Part3・4
Part3と4は何といっても先読みが重要。
ディレクションの間に選択肢を先読みし、実際に問題文を読んでいる間に回答をチェックし、3つの問題文を読んでいる時は次のセットの先読みをします。
また先読みする時はなるべく重要なキーワードを拾って短く短く読むことで時間短縮を狙います。
答えは基本的には順番に出るので、流れを掴むことも重要。
後半に出てくる図表の問題は先読みに少し時間がかかるので、試験最初、Part1とPart2のディレクション時間を図表の先読みに使うのもおすすめ。
もしも先読みのリズムが崩れそうになったら、1問か2問飛ばして立て直す。
先読みしない派閥の方もいると思いますが、先読みで対応してます
またPart4に関しては設問に出てきた単語が含まれている選択肢が回答のことが多い傾向にあるみたいなので、分からなかったら単語を頼りにマークして先に進むのがいいかも知れません。
Part5
Part5はとにかく解くスピードに気をつけておくことが重要。
そのために基本的な文法構造については頭に入れておく必要あり。
またPart5を攻略するにはどの単語が何詞なのかということを頭に入れておくことが、問題を早く解くのに役立ちます。
純粋な語彙力問題は単語が分からないと回答できないので、無理そうな場合はさっさとマークして先に進んじゃいましょう。
動詞を修飾する副詞を選ぶ問題などはラッキー問題だなぁと感じます
Part6
Part6の出題形式が変わってからずっと苦手だったのですが、今回は解きやすかったです。
頭から全文読みで順番で回答していくのが結局いいのかなという感じ。
今回が特に優しかったのかも知れないですが、順当に読んで解いていけば大丈夫と思いましたが、ここもスピード意識は必要。
Part7
長文問題が集まるPart7はシングルパッセージ→ダブルパッセージ→トリプルパッセージと問題形式が進んでいきます。
特に難しいのはシングルパッセージのarticle(記事)問題かなと思いますが、難しいと思ったら一旦飛ばすのもあり。
また記事含めシングルの後半がすごく難しいことがあるので、その場合は先にダブル・トリプルを解くのも手だということです。
Part7も基本的には順番に問題が出てくるので、問題を読む→本文を読むを繰り返して上から回答していきます。
Part7は英語力も必要ですが、情報処理能力も必要なので、いくつかのキーワードを参照し続けてやっと答えに辿り着ける問題も多いです。
TOEIC第291回目の感想
Twitterなどでよく見かける、どのパートがどれくらい難しかったかについてですが、個人的な感想はこんな感じ。
1年ぶりに受けたので、最近受け続けていた人とはちょっと感想が異なるかもしれません。
「普通」とか言ってますが、「普通にできた」わけじゃなく「いつも通り普通に難しかった」という感情です。
リスニングが余すところなく難化していると感じ、その反面リーディングは(珍しく)解きやすかったなと思いました。
またPart6の形式が変わってからずっと苦手だったんですが、今回大丈夫だったことが嬉しくて、Part7ではそこまで難しいarticle(記事)がなかったのもホッとしました。
まとめ
試験終わったら結果が出るまでが待ち遠しいですよね。
良くても悪くても次に受けるのはまたしばらく先になると思いますが、またタイミングを見て受験していきたいと思います。
基本としては、引き続き英会話を頑張ります。
最後までお読みいただきありがとうございました!