つい先日、公式にGoogleAnalytics4(通称GA4)が発表になりましたね。
この発表があるまでは「App+Web」(アップウェブ)と呼ばれていたプロパティでしたが、ある日突然GAの画面上に「GA4ができました!」というアナウンスが表示されて戸惑ったものです。
公式発表はこのあたりのブログなどを参考にしてください。
既に画面を見たり少し触ってみたりした人は分かると思いますが、GA4はこれまでWeb解析用に使われてきたGoogleAnalytics(ユニバーサルアナリティクス)とは計測の考え方や仕様が大幅に刷新されています。
かなりっていうか、正直ここは別の宇宙では?というレベルで違うと感じていました。
あまりに違いすぎて、そっと閉じてしまうレベル。
さらに自社サイトの分析に使うにはあまりに機能がかけ離れていた(不足していた)ため、一旦軽く設定だけはしておいたもののしばらく放置。
最近の仕事内容的にあまり分析のことをじっくり考えたり、データのこと考えたりする時間がなく、すでに作成済みのデータポータルでサクッとKPIチェックして、というくらいしかできていなかったのであります。
しかしその辺はさすがGoogle様。
日本だったら既存の顧客が、運用が、ということを考えすぎて複雑になりそうなところをある日突然大胆にアナウンス。
突然にして完全にこのGA4が正規プロパティとなり、これから新規でプロパティを作る場合はこのGA4のプロパティが選択された形になっています。
(もちろん既存のプロパティも作れます)
古い設定を使い続けることによってリスクを抱えることがあるというのを今年しみじみ知る機会もあり、どこかのタイミングでしっかりと考えなければならないんだろうなということはひしひしと感じております。
身軽なサイト(企業・運営)であれば良いんですが、弊社、この辺りめっちゃくちゃ重い作業になってしまう状態となっていて、既存の計測についてもシステムが絡む部分は最適化できているかというとそうでもないのです。。。
ある方が話していた話ですけど、既存のアナリティクスであれば「無料だしとりあえず入れておくか!」でもよかったけど今回はそうはいかなくなりそう。
それはつまり無料ユーザーが増えすぎてGoogleのサーバーを圧迫しすぎないように、ということもあるのではないかと。
もちろん分析をユーザー軸にするとか、データのプライバシーの話とか、色々起こっている課題に対処していくことももちろん重要なことだけど、いやそれもありそう!と思ってしまいましたw
ちなみにこれが発表された際に既存のプロパティに「アップデートする」という表現でこのGA4の設定が表示されていたために、世間で困惑の声が聞かれていましたが、単にアップデートして設定完了!にはならないのでご注意ください。
新規にプロパティを作る際にも設定が不足しているのにプロパティ自体はできてしまうらしいですが、それも作っただけでは終わらないのでこちらも気をつけてください。
個人的にはフィルタとかクロスドメイントラッキングとかビューの設定どうするとか、、そうした分析に使用している設定の数々をクリアできるようになってきたところからが本番かなと思っています。
上司やそのまた上司に「今後こういった対策が要りますよ〜」という啓蒙活動についてはそろそろやらなきゃかな、と思います。
まず自分自身が習得するということは大前提ですが、社内的によくGAのことを聞かれたり、データの抽出設定方法を考えたりする立場なので、ここも悩みどころ。
そして移行するということはそもそも設定自体も変更が必要ですが、その結果として数々のレポートの設定の見直しを考えることも必要です。
私自身かなり勉強し直しになると思うので、いずれにせよ来年はそういう年になるのかな〜と思っています。
これからたくさんの有益なブログやYoutube情報が、世間にたくさん溢れ出てくることを願っています!!
他力本願!!