転職を考えているという話を少し前に書きました。
まずはプロの意見を聞くために転職エージェントの方に相談してみることに。
申し込んだのはリベ大の両学長がいつもおすすめしているJACリクルートメントは、年収アップの実現のためリベ大(リベラルアーツ大学)の両学長が必ずと言って良いほどおすすめしている転職エージェントですが、実際のところどんな感じなのかずっと気になっていました。
その結果、今すぐ転職しない人も、いやむしろ転職について迷っている人こそ、相談してみる価値があると感じました。
そこで何故そう感じたのかという理由について実体験にもとづきまとめていきたいと思います。
➡︎ちなみに一度登録した後も時間が経ったら職務経歴書は3ヶ月に一度くらい更新しておくのがいいようです。


JACリクルートメントが気になった理由
両学長が動画で何度も何度も年収アップを実現するためにおすすめしている転職エージェント様々な切り口の転職関連動画を見ているうちにどんどん気になる存在に。
どう言うところがおすすめかというと、
- 東証一部上場で会社として安心感あり
- ミドル・ハイクラスに強いエージェント
- 利用者の年収も600万円以上がメイン
- 案件に詳しい担当者が求人を紹介してくれるので情報を得やすい
上記のような点があります。
「年収800万以上の求人多数」「利用者の満足度93%」などを打ち出していて、質の良いサービスを提供されていることがわかります。
➡︎ただこのように質がいい求人の紹介や、価値のある情報提供が行われる代わりに「相手にされなかった」というコメントを度々見ることもありました。
果たして私はちゃんと相手にされるんだろうか・・・と思っていました。
私の職歴のこと
参考までにざっくりと私の職歴はこんな感じ。
- 数回の転職経験あり
- 職種はWebディレクター(事業会社側)
- 間に派遣でも働いたことがある
職歴の間にはブランクもあり、正直に言って職歴は全然綺麗ではありません。
首の皮一枚繋がっているのは「職種としてはずっと近いことをやり続けてきたこと」だと思います。
現在はWebがメインですが、以前はそれ以外の(でもネット関連ではある)企画やディレクションをしていました。
途中大きく道を逸れそうになる可能性もあったものの、なんだかんだとディレクターを続け、現職は過去の業界とは異なる業界ながら、職種は軸を繋げたまま働いています。
今になって思えばこれって「軸ずらし転職」だなって思います。
また現在の会社事情で言うと、そこそこの規模感の会社での正規雇用で働いています。
しかし業種としてどちらかというとコロナで逆風の環境。
そこで早めに転職した方が良いのではないか・・・と思うようになったと言うわけです。
質の高いサービスの代わりに対象者を厳選しているJACリクルートメントなので、もしかしたら私も相手にされず門前払いされるかも、と若干の覚悟をしながら申し込みました。
転職エージェントに申し込む時に必要なこと
エージェントに申し込む場合に、必ず必要になるのが職務経歴書。
いざ転職!と考えた場合にも、まずは先に一旦書類を作ることをおすすめします。
自分の状況を予め整理するのにも役立ちますし、相談を申し込んだら、いずれにしても「書類送ってください」と言うことに必ずなるからです。
慌てないためにも先に考えをまとめておくほうがスムーズです。
私も職務経歴書は一旦最新の状態に更新しました。
その上で悩んでいること、聞きたいことを整理して箇条書きにしておきました。
申し込みをしてほどなくすると、面談の日時調整について連絡が来ます。
とりあえず門前払いはされませんでした!
JACリクルートメントに関しては、メールでの連絡だけではなく、ショートメッセージや電話でも連絡が来るなど、まめな連絡が印象的でした。
➡︎申し込みから面談まで
私のケースではこんな流れでした。
- Webで申し込み
- メールその他で面談日程の調整連絡
- Webで希望の日程をいくつか連絡
- メールそのほかで確定日時の連絡
- 面談前のアンケートの回答
- 指定された日時にWeb面談(zoom)または電話面談を実施
今はコロナということもあって、基本的にzoomか電話になっています。
約束の日時が会社が終わってすぐの時間帯だったので電話面談でお願いしました。
ちなみに多くのエージェントでよくあるパターンですが、面談の予約調整をする人と、実際に話すコンサルタントは異なるケースが多いです。
また面談に先駆けて、
- 希望年収
- 優先順位
- どういう職種・業界で働きたいか
- 過去の転職理由
など、10項目以上の質問事項が送られてきて面談前までに回答する必要がありました。
あくまでも転職は自分が主体。
前もってある程度は考えを整理しておいたほうが良いです。
そのためにも職務経歴書を更新しておくのは有効だと思います。
➡︎いざ、面談にのぞむ
申し込みから面談までは、約3日間でした。
今回早めに話を伺いたかったこともあって、私が希望日を直近で設定していたのですが、都合が合うところがあって良かったです。
リモートワークもしていますが、面談が決まった日程の日は出社日だったので、会社帰りにどこで話すか少し悩みました。
カフェやレストランだと周りの目も気になるし、ざわざわ感も相手に絶対伝わってしまうしな〜。。。と思って結局屋外を選びました。
寒さが厳しい日ではなかったので、本当によかったです!!
➡︎面談で伺ったJACリクルートメントの特徴
時間ほぼほぼぴったりに電話がかかってくるので、電話を目の前に、そしてパソコンを開いて待っていました。
JACリクルートメントのコンサルの方は、担当分野が決まっているそうで、まずその担当分野についてなどを教えていただきました。
JACリクルートメントのポイントとして
- 面談と案件紹介は別の担当者から連絡が来る
- 各担当者から連絡がある
- 窓口が複数になることで若干煩雑になるが、詳しい話は聞ける
ということでした。
また意外だったのが、他のエージェントとの使い分けをおすすめされたこと。なるべくうちで決めてください、ということにはならないんだなあというのが意外でした!
それから「どこから知ったのか?」を結構聞かれました。
最初「検索で・・・」と濁していたんですが、さらに詳しく聞かれたので「実はYoutubeの動画なんです」と言ったところから、もしかして・・・となって「両学長から知った」と言うことを結局お伝えすることになりました。笑
➡︎今後の私のキャリアの悩み相談
実は私のキャリアの方向性として
- 引き続き事業会社で働くのか
- 支援会社で働くのか
この二つで結構悩んでいました。
事業会社にいた方が締め付けは少ない一方で、一つのサイトには詳しくなれてもどうしても偏りが出てきます。
また現在の業務範囲として、本当にありとあらゆることに取り組むので、正直Webディレクターの経験値としては意味あるのかな?という仕事もたくさん存在しています。
支援会社で様々なケースの経験を積んだ方がいいのかな?と思うところがありました。
それに関しては「事業会社側を目指した方がいい」とのこと。
そして私のキャリアを見て候補として出てきたのはこの辺りの分野。
職種をずらして職域を広げていく方向性。
- プロダクトマネージャー
- マーケティングにアナリスト的な能力を加えていく
- CRMに分類される分野
また「BtoB」「BtoC」など、誰を相手にしたビジネスを選んでいくか、と言うところも一つポイントになりそうですね、と言うことでした。
他のエージェントの方ともお話しする機会があったのですが、ここまで具体的な今後の方向性を示されることはなかったです。
また実際応募すると考えた時に、改めてここでアドバイスされた今後の職域の選択肢はかなり的確なものであったと実感していきました。
➡︎案件を受け取った時の注意点
求人案件を紹介された時に、きちんと情報を聞くこと、とのアドバイスをもらいました。
例えば「どんな人がいますか?」などの会社の実情をどれだけちゃんと答えられる担当者なのか、と言うのを見極めて応募してくださいとのことでした。
自分の会社内のことなのに、ちゃんと見極めて、って言えるのってすごいなと思ったことを覚えています。
紹介を受けたら求人票を見るだけでなくて、自分の志向とちゃんと合っているのかどうか、聞けることはどんどん聞いた方がいいですね。
➡︎予想外のアドバイス
転職に向けての条件すり合わせを話し合ってきたところでしたが、話が佳境になってから聞きました。
「そもそも今辞めるべきかどうか、で言ったらどう思いますか?」
それに対して、
「正直、残る選択肢もあるのかなと感じます」
とのこと。
実はコンサルタントの方は「本当はそもそも今まだ辞めない方がいい」と思いながら私の相談にのってくれていたようです。。。
ふと思いついて何気なく聞いた質問でしたが、答えにはびっくりしました。
エージェントの人は転職サポートするのが仕事ですからね。それなのにそう言ってくれるのってすごいな〜。
「職歴上、現時点でも転職回数が多く見えてしまうこと、そして今回も離職すると数年で辞めていることになる。そのことが定着しなさそうであるように見えてしまう。転職回数はなんとなくNGになる状況を生みやすい。なんとなく断る状況にしてしまうことになる」
一般論にはなるのかもしれませんが、やっぱり転職回数って本当に大事なんですねえ。。。
私の中ではこのまま今の仕事を続けていたとしても、事業環境が悪化していて十分な仕事ができないまま年齢を重ねることへの懸念と言うものがありました。
長く働いたけど実績が伴わない、と言うことになりかねないのではないか、と。
「それについてはどっちもリスクがあります。どのリスクを取るかだと思います。他の方の意見も色々と聞いてみてください」
と言うことで、最終的にこっち!と断定されることはありませんでした。
私を転職させやすいところに転職させてすぐの利益を取るよりも、長期的な目線でキャリアについての選択肢を示してくれたことが伝わりました。
そんな視点のコメントもプロだからこそ。
JACリクルートメントに相談してみての感想
過去には他の有名転職エージェントにお世話になったことがあり、それぞれに特徴があります。
JACの方に相談して今回感じたことはこんなところ。
- とてもじっくり相談にのってくれる
- 今回の転職だけでなく長い目でみた時のキャリア相談ができる
- 企業側の本音の部分を教えてくれる
とにかくたくさんの求人をもらって、どんな求人があるのか見てみたい!と言う場合はリクルートなどの方がおすすめですが、一つ一つの情報をちゃんと知って見極めながら応募したい、と言う場合はかなり良いエージェントだと感じました。
今回「今は留まった方がいいかも」ということをあえて言ってくれたこと、それってめちゃくちゃ誠実だなと思いました。
長期的なキャリアを考えているからこそのアドバイスですよね。
人事側からの目線も含めて、非常に参考になる意見でした。
私は厳しいことをハッキリ言ってくれる人って嫌いじゃないです。むしろありがたい!
転職意思が固まっていなくても、相談ベースからでも話は聞けるので、まずは聞いてみると言うのはありですね。
相談するだけなら無料です(転職できてもお金払うのは企業なので無料ですが・・・w)
時間的にもかなりみっちり相談に乗ってもらえました。
ということでJACリクルートメントは、相談だけでもしてみることで有益な話が聞ける転職エージェントだなと思いました。
➡︎まとめと転職エージェントのビジネスモデルについて
最後に少し補足ですが、理解しておく方が良いかなと思う点。
転職エージェントのビジネスモデルは「成功報酬型」であり、その報酬は企業から受け取るということです。
一般的に言われているのは、転職者が決まった場合に年収の3割程度を企業が支払うということ。
つまり500万円の人が転職したとしたら、150万円は支払うということですよね。
転職が決まらなかったら時間の無駄になるということなので、エージェント側が見込みがないと思ったり、経歴に合う求人がない場合、事前にお断りするのもそういういことなんだと思います。
企業と求職者のマッチングを担っているということですね。断られても転職ができないということではないので、その時は別の方法を選べば良いだけです。
仕事は自分の人生の話なので、自分の軸をしっかり持って、上記のようなことを頭に入れた上でエージェントの人と付き合っていくのがいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!




①東証一部上場で会社として安心感
②ミドル・ハイクラスに強い
③年収も600万円以上がメイン
④案件に詳しい担当者が求人を紹介
といった点がポイントの転職エージェントです。

①特に関東圏の優良求人に強い
②20-30代の転職に強い
③人事・採用担当者との太いパイプ
④親身な転職サポート
といった点がポイントの転職エージェントです。

①2005年のサービス開始から23,000名以上が正社員就職を成功
②就職成功率は81.1%、入社後の定着率は91.3%
③専任の就職アドバイザーがゼロから入社後まで手厚くサポート
とにかく手厚いサポートがポイントの転職エージェントです。